FLORIDA 2000 B
シャトル打上
さて、そろそろ気分を変えて楽しかったお話もしましょうか。時間は日本を出発した日に戻ります。
米国国内線への乗り換えで立ち寄ったデトロイト空港。何気なくニュースを見ていると「シャトル打上げは強風のため明日に延期」ですって!もしかして、ひょっとして打上げが見られる??
翌日、空港から1日だけ急遽レンタカーを借りていざヨットクラブへ。荷物を預けていよいよケネディ宇宙センター方向へ出発します。道路も見物場所も下調べなんて全然していなくって「行けばわかるよ」そう、たしかに行けばすぐわかる(^_^;) 高速道路の料金所、人が立っているゲートとは別に「Express」のゲートがあります。これは何?なんだか空いているなぁ、行ってみる?いきなり赤のランプがくるくる回って私達はびっくり。これ、日本に最近導入され始めたETCシステムなんです。だってそんなの私達は知らなかった。どーしようと車を止めて戸惑っていると後続車は「先へ行け」と身振りをします。えーーい、行ってしまえ。Uターンするところも無いし・・・通れましたけどね、今だに請求書も反則書も来ないところをみるとお目こぼしして貰えたんだろうか。

ケネディ宇宙センターは INDIAN RIVER という川を挟んで対岸にあります。そこにかかる橋の手前交差点からすでに大渋滞。打上げ当日は打上げ見学チケットを持つ人以外センター内立ち入り禁止となります・・・警備のお巡りさんに教えて貰った。車の流れを見ていると、どうやら対岸から見物する人が多いらしい。INDIAN RIVER に沿って空き地は臨時駐車場(相場$10!)になっています。食べ物を売るワゴン車も出てさしずめ日本の花火大会。幸い道路脇に車1台分スペースがあったので$10払わずにすんだ(笑)

IndianRiver1

IndianRiver2

IndianRiver3
続シャトル打上
車を止めて少し歩くと広い公園があります。車椅子専用の打上観覧スペースが設けられているほどできっとスペースセンター以外では絶好の見物場所なんでしょう。その公園には2時間以上前から続々人が集まってきます。近くのマクドナルドは大盛況。お客以外はレストルーム使用お断り・・ですって。なかなかオイシイ商売してる(笑)BBQしながら待つ人、お昼寝しながら待つ人、ぼーっと散歩しながら待つ人、早々と座り込みする人、いろんな人がいます。その中に日本人は私達3人だけ。目立ちまくり(^_^;)
この公園脇には船着場と言ったらいいのかな、ボートが繋留できる施設があります。日本のようにきちんと整備されたコンクリート造りではなくて木の板張り。大きな鳥が杭に止まり、海面にはカモメがたくさん。まるでヘミングウェイの世界!(写真を沢山撮ってきたので近日公開しますね)ここでぼーーっと打上待ちをして過ごした2時間、とてもゆったりした気分で寛げました。WDWで過ごしたことよりも、これが一番印象深い出来事です。
はるか遠くにはシャトルが打上を待っている姿を見ることもできます。あれが上がるのか・・・ワクワクドキドキしながら待ち続けて・・・5分前。近くでラジオを聞いていたおじさんが「中止になった」あーーあ、この日も強風です。晴天なのにね。結局このシャトルは私達の帰国後に上がりました。残念。
Cirque du Soleil
WDWのどのショーやアトラクションよりも、ここが最高!
サルティンバンコのタイトルで今年日本国内(東京・福岡・大阪・横浜・・だっけ)をツアーしているので「見たよ」という方もいらっしゃるはず。WDWでは DowntownDisney に専用劇場を作り "La NouBA"(ラ・ヌーバ)を上演しています。
Cirque du Soleil(シルク・デュ・ソレイユ)は国内ではサーカス団体と紹介されることが多いようですが実際この目で見た感想は、サーカスのようでサーカスを超えていて、単純にショーと呼ぶには大掛かりで。なんて呼べば良いんだろう・・「サーカスを超えた一級の芸術作品」。ショーの後ろで流れる声はオペラ歌手並のソリストの独唱だったりします。もちろん生歌!!バレエだって見られますよ。すごいんだから!!
会場でビデオやパンフレットが売られているのだけど、ビデオは「サルティンバンコ」物のみ。ラ・ヌーバは無いのよ。実物を見てくださいってことなのかな。サルティンバンコよりさらにスゴイから!WDWへ行かれる方は是非予定に入れて。強力おすすめ。お値段いくらだっけ・・・大人1名$60強。Yahoo!を開いてCirque du Soleilを検索するとHPが出てきます。ご参考に。
予約は昨年時点では国際電話でした。希望日時を告げると向こうから空席を何種類か提示されます。クレジットカード番号を告げて受取りは劇場窓口を指定しました。受取方法は何種類かあったと思うので直接尋ねてみて。このショーはとにかく大人気!! Cirque du Soleil はラスベガスでもショーをやる(ラスベガスでは常設で2つのショーをやっています)ほどの団体なので当然と言えば当然なんだけど、チケット手配はお早めに。

当日劇場窓口でチケットを受取り座席表とつき合わせてビックリ。なんと最前列ど真ん中3席。かぶりつきで見るショーは迫力満点。演じる人の息遣いや汗まで見えます。最後にはこのショーの花形スターがご挨拶に出てくるんですけどね、当然目の前に立ちます。で・・・うちの息子、真正面で熟睡してたのよ。観客全員がスタンディングオーベーションする中でただ一人 (-.-)ZZzzzzz スターさんと目が合った私は申し訳ないやら恥かしいやら、穴があったら入りたかった。
WDW考
物議をかもしそうな話題でここに書くべきかどうかずっと考えていたのですが・・ちょっとだけお付き合い下さいませ。
WDWでは車椅子利用者及び身体が不自由な方々に対して非常に手厚い取扱が行われています。各アトラクション、車椅子利用者は通常の列とは別に常に最前列へ集められます。入場は最初ですし劇場タイプのアトラクションでは中央最前列〜2列目くらいにかけて特別席が作られています。某ショーではここに座っている人が必ずショーに参加させてもらえます。始めの頃こそ「行き届いているなー」感心しきりでしたが次第に・・・・ここまでする必要あるの?疑問に思い始めました。
私にも主人にも身体が不自由なとても近い親類がいます。彼らがあの場所に立ったらどんな風に感じるだろう、どんなことを望むだろう。そんな視線で各アトラクションでの扱いを見ていると特別扱いしてない?やりすぎてない?感じることがありました。彼らは何も「特別」であることをのぞんではいないんです。彼らは「普通の人」なんです。目が悪ければメガネをかけるし足が悪ければ杖を使う、あるいは車椅子に乗る。車椅子に乗っている=特別なことではないはず。TDLと違って行列したとしてもゆったり並んでいますし、日本ほどの行列は特定時期を除いてありません。何も彼らに通常の列に並べ、並ぶべきだ、そう言っているわけではないんですよ。状況次第で車椅子利用者を「隔離」しなくても良いのでは?損害賠償にはシビアなお国柄ですからもし何かあったら・・・安全に対して慎重にならざるを得ないことは十分理解できますが、それにしてもやりすぎてない?思うことが多かったです。
また、これはWDWに限ったことではありませんが、人は目に見える障害には寛容だし親切、様々に配慮してくれます。目に見えない障害(というか、外見上普通だけれど実は障害を持っている場合)にはどうなんだろう。WDW内での車椅子最優先をみるたびに考えてしまいました。うちの息子は先天性の斜視+近視で視界が通常の人の半分しかありません。片目分の視界しかないんです。これを読んだ皆さん、片方の目を閉じて周囲を見まわしてみて。随分不自由だし違和感があるでしょう?ショーを見るときは極力中央付近に座らせてやらないと舞台が把握できなくてとても見難いです。階段の多い施設は利用し難いです(片目で見るため遠近感が取れない、階段の段差がわかり難い)。車椅子利用者に対してあそこまでの配慮をするなら、例えば目が不自由な人(うちの息子に限らず事故等で後天的に視力を失った人など)にも配慮があって良いのでは・・・・
などなど、様々なことを考えさせられた2000年WDWでした。
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