食品の米国への持込及び米国税関申告書について
**国際線航空機内への液体物持込については
 ここをクリックから「機内持込手荷物」へ
[ 米国への持込禁止食品 ]
家族旅行で持込む可能性の高い食品のうち
要注意なものだけをピックアップしておきます。

生の果物
生態系保護、病害虫予防の観点から禁止
機内でお子様食事に出される「バナナ」さえ機外への持ち出し不可。持ち出すと税関で止められるより先に麻薬探知犬やフルーツ探知犬に足止めされます

牛肉及び牛肉加工食品(エキス入りを含む)
鶏肉及び鶏肉加工食品(エキス入りを含む)

日本はBSE(牛海綿状脳症、狂牛病)汚染地域であり、鳥インフルエンザ発生国ですので、この2つ理由から「牛(ビーフ)」と「鶏(チキン)」のいずれかの文字がパッケージ成分表示にあれば持込不可。但し、牛(ビーフ)持込は米国法律に基き米国農務省による禁止ですが、鶏(チキン)については2004年現在、現場対応のようです。2005年以降鳥インフルエンザ発生状況次第で法的規制がかかるかもしれません。

ハワイの税関職員は成分表示の「肉」「肉エキス」の文字で判別するようです。
これについては下記[米国税関申告書]の項目を参照下さい。

また、税関で中身を見せることは稀なのですが、もしも現物チェックされた場合、成分表示のない「何かわからない」食品はダメだと言われるかもしれません。税関職員から「これは何だ」と質問されたときにきちんと説明できるように心構えだけはしておいて下さい。持込可否は税関職員の腹一つなので、ダメだと言われたら諦めましょう。
[ 米国持込OKだが、日本からの持出しに許可が必要(新食糧法) ]
精米済みの生米
精米済みの生米を日本から持ち出す場合は「輸出」ということで数量の届出が義務付けられています。どんなに少量でも事前に地方農政局や農政事務所への届出が必要となります。
これについては掲示板過去ログから引用
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タイトル:お米の持ち出し
投稿者:のんたんさん
date:2003/10/07(Tue)
最寄の農政事務所に問い合わせてみました。
お米の持ち出しは、原則、例え少しでも届けが必要とのことでした。
手続きはとっても簡単で、FAXで「米穀の輸出に関する届出書」というのを送ってもらい、記入し、運転免許証や保険証などの住所・氏名が確認できるもののコピーと共にFAXで送り返すだけ、ということでした。
念のため届出書を送ってもらったのですが、記入事項は
・住所 ・氏名 ・仕向国 ・輸出の時期 
・輸出数量(kg) ・用途(個人用に○)
となっていました。
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農政事務所連絡先他、詳細は農林水産省総合食料局HP(ここをクリック)よりご確認下さい。
レトルトご飯やアルファー米は加工品ですので、国外への持出し(輸出)に申告の必要はありませし米国への持込にも問題はありません。
尚、持込み禁止品目について詳細は
HPリラックスHawaiiからTipsを開き「持ち込み禁止(規制)品について」(管理人さんからリンク許可を頂いております)や在サンフランシスコ日本国総領事館のページ(ここをクリック)、米国農業省(USDA)動植物健康検査局(APHIS)のページ(ここをクリック)を参考にして下さい。
[ 米国税関申告書 ]
イミグレーション(入国管理)を抜けた後に税関チェックを受けます。食べ物を持っているときは、それがベビーフードでもビスケット1枚でもとにかく食べ物持込は全て、税関申告書類の「食品」欄に「持っている」をチェックしましょう。
税関で実際にスーツケースを開かれるかどうかは「運」です。ほとんどの方は書類審査のみ、あるいは「何を持っていますか」「これこれ(食品名をおおまかに羅列)をもっています」という簡単な質疑応答でクリアするようですが、中には不運にも「見せて」と言われる方もいらっしゃるようです。

以下、現物チェックされた場合のお話です。
ハワイの税関職員は食品パッケージ成分表示の「肉」「肉エキス」の文字で判別するようです。「肉」もしくは「肉エキス」の文字があればそれは米国持込拒否される可能性が高いです。
お菓子類、子ども離乳食など、ありとあらゆる食品・食料品で原材料表示もしくは成分表示に「肉」の文字が入っているならば米国持込みに問題ありと考えて下さい。正確には「牛肉および牛肉エキス」だけが違法とされ、現時点の現場判断で「鶏肉および鶏肉エキス」が持込不可とされているのですが、税関では一律に「肉」の文字で拒否しているようです。
拒否されかかったけれど「豚だから持ち込ませて欲しい」いう場合は、税関職員と英語で交渉することになります。もしくは別室へ行って日本語職員立会いのもと交渉。こうなるととても時間がかかります。

また、税関でNGと言われた食品はあっさり放棄すれば問題はないのですが、意地を張って強引に持ち込もうとすると速攻で「別室」行きになります。別室で日本語通訳を含めて事情説明することになる。こうなると所要時間2〜3時間は見ておいて下さい。荷物をスミからスミまで徹底的に調べられます。
別室行きになるとそのデータが米国出入国記録に残されます。この記録にマイナスデータが記されると次回以降の米国入国時に余分なチェックを受けたり時間がかかったりします。良いことは全くないです。以前でしたらパスポートナンバーが変わればデータ照会しにくいシステムでしたが、2004年9月末より「指紋照合」(詳しくはここをクリック)が始まりました。データは一生ものです。

さらに、食べ物は持っていませんとしながら食べ物を持ち込もうとすると「ウソをついた」ということで処罰対象になります。米国は宣誓後のウソに厳しいです。「食品は持っていない」と宣誓した(税関申告書に自署した段階で宣誓したとみなされます)にもかかわらず持っていた場合や、「肉類持込不可を知っていながら」持込んだ場合には、ペナルティとして罰金が科されます。その額がカップラーメン1個で$500。ハワイでは日本食が手に入りやすいです。不法とわかっていながらリスクを冒してまで持ち込むのは割に合わないのでは。
<おまけその1>
調味料持込の注意事項
塩やお砂糖はビニール袋へ小分けして・・と、もし考えていらっしゃるなら、現地で「これ見せて」と言われることがあります。白い粉疑惑とでも言えばよいのか、粉ミルクでさえ未開封品でないと持ち込めないほどに厳しいほどです。
小瓶に取り分けて液体を持っていくときは、機内での液漏れ注意。気圧の関係で密封されていないもの(開封されているもの)は液が外に漏れ出すことがあります。ジップロックなど密封袋に入れるとか液漏れ対策を忘れずに。なお、この場合も(何の液体か)税関でチェックを受けることがあります。


2007年現在、機内へのペットボトル持込は制限されています。
出国手続き後、搭乗までの間に購入したものは持ち込み可能ですが、
これ以外のものは、保安検査時に放棄するように言われます。
但し、この制限は今後より制限されるかもしれないし、緩和されるかもしれない。
出発が近付かれましたら、ご自分で航空会社HPなどをご確認下さい。

以下、古い記事ですが念のために残しておきます。
いつか以下の記事がお役に立つ時が来ますように・・・・・
現状では全く役に立たない内容であることをご了承下さいませ。


<おまけその2>
ペットボトルの機内持込
空港でセキュリティチェック(目視or機械によるチェック)の対象となることがあります。米国の現在懸念はテロなので、危険物チェックが主眼です。
2004年9月に9.11テロの公式報告書(調査委員会報告)が米国当局から発行、市販されました。amazon.comで手に入れた夫が早速読んでみたところ、9.11のハイジャック犯が使用した催涙ガスはペットボトル入りの状態で機内持込した可能性が高いのだそうです。ペットボトルの中身チェックをされても驚かず協力しましょう。

ペットボトルを飛行機に積み込むときは機内持込でも貨物室預けでも要注意。気圧の関係で全てではないですがボトルが破裂すること有り、です。缶ビールはやめておくのがよいかと・・・、炭酸系は機内で信じられないくらいに膨張します。
>未開栓の場合
ペットボトルには空気が少しだけ入っているでしょう。それが上空で膨張→ボトルが耐えられない場合に破裂します。ボトル品質にかかわることなので破裂するものもあれば、しないものもあります。これは防ぎようがないので、破裂した時に備えてジップロックなど密封袋に入れるかタオルで包むなど対策を取ること。一番いいのは持ち込まないこと。お茶やジュースは粉末タイプやポーションタイプ、紙パック(空気が入っていない「ブリックパック」タイプ)を持って行くといいです。
>開栓したペットボトル
機内に持ち込んだ場合、最初に栓を開く時に気をつけて。マグマグのキャップも同じですが、じわーーーっと気をつけながら開かないと中身があふれたり噴水したりします。これも気圧による空気膨張の影響。機体上昇中に数回栓を開くといいですよ。これをせずに水平飛行になって勢いよく栓を開くと・・・(特に清涼飲料水とストローがついたものは)とんでもないことになります。
作成:2004.12