米国へのお薬持込
米国へのお薬持込に関してご質問を頂くことが多いです。
私には喘息薬必須の子どもと日常的にお薬を飲む義父母がいますので、私自身かなり意識し調べた事柄です。以下はハワイの掲示板への投稿から該当部分をピックアップしたものです。

結論を先に書くと、お薬の持込可否は米国税関判断になりますが、私自身税関で止められたことはありません。税関での荷物チェックは税関職員の眼力によるところが大きいようで、我が家は善良な市民に見えるのか、はたまた子連れで悪いことはしないと考えて頂けるのか?日本でも米国でも税関で足止めされたことはありません。よって、お薬持込に関して調べられた経験は皆無です。
諸々リサーチしましたが、税関で止められたとしても余程特殊なお薬や、パッケージ外観から「何かわからない」状態(錠剤むき出し、ただの白い粉など)でない限り格別引き止められることはないように思います。詳しくはこのページ下のほうに書いていますので(ここをクリック)そちらをお読み下さい。
しかしながら、現地で病院へ行くことになった場合や(めったにないことではありますが)税関でトラブルになった場合を想定すると、処方箋コピーや薬剤名(英文)を所持しておくことをおすすめします。

尚、法律も税関現場対応もその時々の状況により変化します。ここに転載する情報はあくまでも掲示板掲載時点での情報であって、最新のものではありません。また、素人の情報収集手段には限界があります。必ずしも正確なものとは限りません。あくまでも「1経験」として参考にして下さいますようお願い申し上げます。
間違った情報、ミスなどありましたら私まで直接メールをお願い致します。
[2551] 薬の米国持込 name:Sonomi date:2002/08/19(Mon) 11:04
2年ほど前に「医者が処方する薬を米国に持込むことは法律で禁止されている」という投稿がありました。なんでもお薬を必要とする人が多数出入りする掲示板で話題になっていたとか。問題の性質上、根拠の提示を求める私と掲示板で少々論争になったことがあります。幼児や高齢者と旅行するとどうしてもお薬を沢山持ち歩きますから、もしそれが真実であるならば法律上の根拠となる文章を読みたかった。私は英文でも一向にかまわなかったのですが残念ながら根拠を示して頂くことはできませんでした。
前置きがすっかり長くなりました。今回この問題の解答を発見!!なんと関西空港コンチネンタル航空カウンター近くに貼り紙が。カウンターオープンを待つ間せっせとメモって参りました (^^ゞ
---------------------------------------------------------------------
米国連邦航空局はお客様の手荷物中、あるいは身につけた危険物の機内持ち込みを禁止しています。違反の場合は、懲役5年の懲罰、あるいは25万ドルまたはそれ以上の罰金が課せられます。(49 U.S.C.5124)
危険物とは、爆発物、圧縮ガス、可燃性液体および固体、酸化剤、毒物、腐敗剤および放射性物質を含みます。例:ペンキ、ライター用オイル、花火、催涙ガス、酸素ボトル、および放射性医薬品。
機内持込手荷物中の少量(合計70オンス、2070mlまで)の医薬品と化粧品、またはお客様が携帯されている喫煙用物品については特別に例外となります。
さらに厳格な情報については航空会社窓口までお問合せ下さい。
---------------------------------------------------------------------
米国行き航空機(所属米国、米国法律適用)機内に持込できるのなら、米国内持込可ということでしょう。ということで、医者が処方する薬を米国に持込むことは量的規制(2070mlまで)はあるものの「禁止されているわけではない」ということになります。これで2年余りの宿題が片付いたわ(やれやれ)


Re: 薬の米国持込 name:みんたろさん date:2002/08/19(Mon) 12:46
しっかり覚えてるわよー、あの時の論争。子連れママとしてはやはり日本で処方された薬を準備して行きたいし(喘息ちゃんはなかなか薬の量も多いしね)、それが入国に問題ありなのだとすれば大っぴらに掲示板でオススメできないしで自分の中でも区切りがついてない問題でした。良かった〜解決して!Sonomiさん、サンキュー♪


Re: 薬の米国持込 name:よこちゃんさん date:2002/08/19(Mon) 17:23
お〜!コレだけの文章をメモったのね〜!(驚)
ただし、米国連邦航空局の規則と税関の規則が同じとは限らないので、一概に「米国行き航空機機内に持込可」=「米国内持込可」とは言えないのでは?
US・CUSTOMのHPでは外国人旅行者は税関で申告する必要があるようだねぇ。。。
http://www.customs.ustreas.gov/travel/med.htm
(補足、2004.12現在ご紹介して頂いたページは NOT FOUND になっております。
by管理人)


Re: 雑談です name:Sonomi date:2002/08/19(Mon) 19:51
少し長いですが、雑談だと思って読んで下さいまし。
米国と日本では法律に対する考え方に大きな違いがあります。米国式では(日本に比べると)法律がおおまかというか大雑把です。基本を議会で決めておき、詳細は現場判断に任せることが多いです。一例として米国入国で時に恣意的に感じる運用がなされている(係官次第で入国可否が決まる等)のはこのためです。
また、米国では「自由」ということをなによりも重んじます。自由を制限する法律(決まり)は最小限でなければならないし、そのことは議論を経て多数決で決められます。そうして民衆の総意として決められた事柄(身近なところでは駐車禁止)に違反した場合は、厳格に法律が適用されます。
他方、日本はどうかというと法律で大枠を決めることに変わりありませんが、詳細は米国式に現場判断ということはほとんどなく、省令や通達で事細かに決められています。現場は全て法律及び省令、通達に則って仕事をしている。「自由」ということに対する考え方も米国とは若干異なります。この部分「市民革命」を経た国か否かが大きく影響しているという人も居ます。おっと、これは余談。
日本人は法律や決まりについて「守るべきもの」「絶対的なもの」という意識が強く働きます。しかし米国では少々違います。法律や決まりは大枠であり現場判断が大きく左右する分野が沢山あります。

さて、お薬の持ち込みの件ですが、とにもかくにも「外国人旅行者は税関で申告」ということであれば、入国には問題ないことになります。米国航空局お墨付きで機内には持込めるわけだから、入国後の税関で「ご相談」すれば良い。あとは税関担当者の現場判断です。命にかかわるような薬を持込拒否された日には、巨額損害賠償訴訟を起こしますわよー。必ず税関担当者の名前をメモっておくこと。
よこちゃんが紹介してくれてページを読むと、外国人旅行者は新薬というか米国で成分的に「承認されていない」お薬を持込む場合に「申告」が必要みたい。これは日本も同じだわ。米国居住者が自国に入国する際、大量の薬を持っている場合(要するに薬の個人輸入の場合)には薬の種類を問わず「申告」しろって。
このページを読む限り、外国人(日本人)旅行者が成分的に承認されているお薬を持込むことに問題なしと思いますが・・・現実問題、米国と日本で承認・未承認がわかれるお薬はよほど特殊なのでは?日本国内で処方してもらう際に「米国へ行く」ということをドクターに告げておくと良いかもしれない。
さてさて、どなたかチャレンジャーがいらっしゃいましたらこの件について、米国税関で挑戦してみてきてくれないかなぁ。できることなら英文処方箋(医者のサイン入り)と共に薬を提出。Yes? or No? 尋ねてみて。


Re: 薬の米国持込 name:まさきさん date:2002/08/20(Tue) 15:19
自分が飲むための薬の持込みが出来ないなんて、考えた事は無かったですね。製薬会社に言ったら、MSDSとか発行してくれるのかな? 手荷物で聞かれて『私の喘息の薬』って説明したら、何も言われなかった経験はありますけどね。もし取り上げられたら死活問題ですよ。税関でチャレンジするのは避けたいですねぇ・・・(^^ゞ

Re: お薬の米国持込 name:Sonomi date:2004/09/04(Sat) 21:36

Googleを検索したらこんなページを見つけました。
ここをクリック(在福岡アメリカ領事館HP)
ここをクリック(日本旅行医学会)
このあたりが参考になると思います。

[12576] 薬の持込について name:ちょこびさん date:2004/11/13(Sat) 18:11
来月の子連れハワイに向けて、荷物を集めながらワクワクしているところですが、教えていただきたい事があります。過去ログにも薬のことが詳しく書かれていますが、私が教えていただきたいのは、薬ってどこで、どんなふうにチェックされるのでしょうか?「関税申告書」の(a)果物、植物、食べ物・・・の欄にチェックする必要がありますか?食べ物ではないけれど、口に入れるから・・・。持病の薬は日本語の「お薬の説明」という病院でもらう説明書とともに持って行こうと思っています。あと、コンタクトレンズの洗浄液を持ち込むことは特に問題にはなりませんか?よろしくお願いします。


Re: 薬の持込について name:Sonomi date:2004/11/13(Sat) 19:55
お薬はとくにチェックを受けたことはないですよ。義母が一度、液体薬を1瓶丸ごと合計2瓶手荷物持込していて出国時セキュリティと米国入国時税関で調べられたことがあります(いずれも目視でOK)が、その程度です。その時のお薬はメニエール病の治療薬で瓶に薬剤名がありました。私自身、処方箋コピーやお薬説明書きを持参して米国入りしたことはないんです。当たり前のお薬(喘息、風邪薬など)でパッケージに薬剤名が英語で書いてあるのでそのまま持込みしてます。
お薬を持込む際に英文処方箋コピーや英文診断書を持っているほうが安心だというのは、税関での安心のためというよりも、むしろ、現実問題としては現地でドクターにかかる場合のためという側面が大きいです。持病があってそのために現地でドクターにかかる可能性が少なくない場合には是非持参してください。

入国時、詳しく説明する事態になるのは、税関で運悪く全荷物チェックされた時くらいでないのかな? それでも通常の分量であれば子連れの場合問題視されないと思いますよ。お薬の持込はよほど特殊なものでない限り、個人使用の範囲に留まる分量であればあまり気にする必要はないと思う。
コンタクトレンズ洗浄液に関しても、機内で容器からこぼれないように気をつけるくらいしか思い浮かびません。これって何か税関でひっかかる成分が入っている? まさか牛や鶏表示はないですよね、麻薬成分は入っていませんよね、いくらなんでも(笑)
但し、液体はセキュリティでチェックされることがある(航空機テロ疑い)ので目視の対象にはなるかもしれません。かもしれない、可能性の話です。

とにかく、お薬の持込に関しては、皆さんからお問合せが多いので皆さんの安心のために丁寧に答えるようにしていますが、あくまでも「可能性」の話です。チェックを受けることもあれば受けないこともある。可能性として税関でチェックを受けたとして、問題となるのは、特殊な病気の特殊なお薬、日本で認可されていても米国で認可されない成分を含むお薬(実際問題、逆はあってもこれはほとんど無いです)のケースや麻薬他禁止薬物の持込です。
それと、当然ですが大量のお薬持込は個人使用の範囲を超えているとして販売目的を疑われます。大量に持込む場合、荷物がそれなりになりますから、税関職員にかかるとその眼力で発覚するのでない?
義母の場合は、バッグ大きさに比較して重そうに見えたこと(大瓶液体薬なので当然重い)、瓶が2本バッグの中でふれあって音を出していたことからチェックされたのだと思うわ。当時はNYテロよりずっと前、今のように液体の機内持込にテロ疑いを持たれる時代ではなかったです。


Re: 税関申告書 name:Sonomi date:2004/11/13(Sat) 22:25
「薬」の項目は無いですよねぇ・・・
食べ物持込を理由にはチェックしますが、お薬持込だけ(食品持たず)ではチェックしたことないです。義母が一緒の時は1枚税関申告書で諸々食品を持ってましたので、食品項目はチェックしました。
---------------------------------------------------------------------
ついでに、Googleを「薬 米国 税関」で検索してみた。
こんなページが見つかりました
→http://fukuoka.usconsulate.gov/wwwh3cus.html(在福岡アメリカ領事館HP)
以下抜粋です。

『薬・麻薬』
*麻薬および危険な薬品の持ち込みは禁止されています。これらを輸入した場合、厳しい民事的・刑事的処罰の対象となります。

常習作用をもたらす成分を含有する薬品(咳止め、利尿薬、心臓薬、鎮静薬、睡眠薬を必要とする旅行者は以下のことを守ってください。

すべての薬品や類似するものをきちんと分別する。  
所有の薬品が通常用いられる適量であること。  
薬品が医師の処方にしたがって使用されていることと、旅行中の健康を維持するために必要であることを示す主治医の証明書を用意すること。  
薬品を税関で申告する。
---------------------------------------------------------------------

税関での申告については「常習作用をもたらす成分を含有する薬品(咳止め、利尿薬、心臓薬、鎮静薬、睡眠薬を必要とする旅行者は」となっているので、それ以外の薬品を持つ旅行者には適用されない と読めます。
咳止めも要申告とされていますが、どうなんだろう。咳止め薬と一口に言ってもいろいろあるから、詳しくはかかりつけのお医者様に尋ねるか、正直に税関でお薬パッケージを出して尋ねてみて。「常習作用をもたらす成分」かどうかが判断ポイントと読めますよ。風邪程度で気軽に出してくれるお薬に常習作用があるとはとても考えられませんが・・・どうなんでしょうね。
税関で申告を迷うものは(申告書にチェックを入れていても入れていなくても)現物を見せる、これが一番確実。

お薬では(個人使用を目的とする)解熱剤・喘息薬・市販薬の持込は問題ないし申告も要求されないので持っていると重宝しますが、それ以外の処方箋が必要なお薬は現地で病院へ行くのが一番安心だと思うわ。素人判断で医師の処方薬を異なる状況で飲むのはあまりいいことではないです。小さなお子さんの場合は尚更です。
小さな子どもの場合、医師処方の咳止めや鼻水止めを飲ませてもさほど効果があるようには感じなかったのよね。気休め程度。確実効いたのは解熱剤(市販薬で十分)と喘息の気管支拡張剤、便秘薬、アレルギーを抑える薬(鼻炎薬含む)くらい。どれも持込には問題ないお薬です。


Re: 咳止め name:Sonomi date:2004/11/14(Sun) 12:23
気になったので調べました(Google利用)
メモ代わりにまとめておきます。

常習性があるとして問題視され米国入国時申告が必要なのはコデイン系(リン酸ジヒドロコデイン、リン酸コデイン)を成分に含む鎮咳・去痰剤だそうです。コデイン系はアヘンアルカロイド系の麻薬成分の一つで癌性の咳にも使われる家庭用の麻薬らしい。
手元に息子の喘息用に処方された咳止め薬があります。これは薬名メジコンで、コデイン系とは全く別物。お手持ちの咳止め薬が気になる場合は、Googleで検索するといいですよ。素人には???なほど様々情報が出てきます(^_^;)
作成:2004.12